スタッフブログ

2021年6月12日 土曜日

月経について解説!

こんにちは!暑い日が続きますね。冷たいものが恋しい季節ですが、カラダを冷やしすぎないようにしましょう!sun

さて、女性の生活と切り離せない「月経」ですが、本日はそのメカニズムについてお話しします。

月経周期とは、月経の始まった日から次の月経が始まる前の日までの期間をいいます。個人差もありますが、一般にその期間は25-38日位です。
月経周期はそのときのホルモン状態から、大きく四つに分けることができます。

〇1...卵胞期
卵巣の中には卵子のもととなる原紙細胞があり、これが脳下垂体から分泌される卵胞刺激ホルモンの刺激を受け成熟卵胞に発育します。成熟細胞からは卵胞ホルモンが分泌され、その影響で至急な膜が増殖します。
〇2...排卵
卵胞ホルモンがある程度増えると脳下垂体から卵胞刺激ホルモンと黄体形成ホルモンが急激に分泌されます。この影響で、成熟卵胞から卵子が排出されます。
〇3...黄体期
排卵後の卵胞は黄体という組織になる、主に黄体ホルモンを分泌します。この作用で子宮内膜は、妊娠に適した状態になります。しかし、妊娠が成立しなかった場合は、応対の昨日はしだいに衰えて卵胞ホルモンの量も少なくなります。
〇4...月経
卵胞ホルモンの量が減る事により、妊娠の準備を整えていた子宮内膜は剥がれ落ち、血液とともに子宮口から排出されます。
妊娠しない限り、この四つの周期が周期的に繰り返されます。

低用量ピルを服用すると、月経に伴ういやな症状を和らげたり、予定に合わせて日にちをずらしたりできます。
当院で処方できますので、どうぞお気軽にご相談くださいね。

投稿者 二子玉川メディカルクリニック | 記事URL

2021年6月12日 土曜日

女性ホルモンのはたらきとは?

こんにちは!
今回も、前回に引き続き女性の皆様に向けてカラダのことについてお話いたします。
前回は基本的なカラダの部位についてでしたが・・・今日は一歩踏み込んで、女性ホルモンのしくみについてご説明しますsign01


実は女性ホルモンには、卵胞ホルモン(エストロゲン)と、黄体ホルモン(プロゲストーゲン)
の二種類があり、ひと月の間に一定のリズムで卵巣から分泌されています。女性ホルモンは排卵、月経などに深く関与しています。


〇卵胞ホルモン(エストロゲン)
思春期に乳房が大きくなるなどの女性らしいカラダをつくるホルモンで、子宮に作用して子宮内膜を増殖させたり、子宮頸管の粘液を増やし、精子を子宮内に入りやすくさせます。
〇黄体ホルモン(プロゲストーゲン)
卵胞ホルモンによって増殖した子宮内膜をさらに妊娠しやすい状態に整えます。また、妊娠を継続させる働きもあります。
〇女性のライフサイクルに伴うホルモン変動
女性ホルモンは思春期から成熟期、更年期、老年期とそれぞれのライフステージで、大きく変化し女性のカラダや心の変化と密接につながっています。

〇女性ホルモンの流れ
脳の中にある視床下部から性腺刺激ホルモン放出ホルモンが分泌され、脳下垂体から卵胞刺激ホルモンと黄体形成ホルモンが分泌されます。されにこれらのホルモンが卵巣内の卵胞に働きかけ、卵胞ホルモン、黄体ホルモンを分泌します。
女性ホルモンは量が多くなると減るように、減ってくると増やすように脳でコントロールされています。(フィードバック)

視床下部には自律神経をコントロールする働きもあります。ホルモンバランスが不安定になると自律神経のバランスも不安定になってしまうので、気を付けたいですね。


少し難しい言葉が多かったですねsweat01
今回はここまでとして、次回は月経の仕組みについてご説明します。よろしくお願いします!

投稿者 二子玉川メディカルクリニック | 記事URL

2021年6月10日 木曜日

女性の体について

皆さんこんにちは!
今日は女性の皆様へ向けて、意外と知らないカラダのことについてご説明いたします。

生理など毎月不快な症状に悩まされている方も、ご自身のカラダを知ることで少し楽になることがあるかもしれません。

女性の生殖器は外から見える外陰部(外性器)とカラダの内部にある生殖器(内性器)とに分けられますが、なかでも生殖器は妊娠・出産などに関わるとても大切な器官です。
女性特有の生殖器の構造とその役割について知っておきましょう。

〇卵巣
そら豆ぐらいの大きさの器官で、子宮の左右にあります。卵巣の中にはのう胞があり、女性ホルモンを分泌して月経周期をコントロールし、周期的に卵子を放出します。(
排卵)。
〇卵管
至急の左右に伸びる、長さ5-7cmの細い管です。卵胞から飛び出した卵子が子宮に移動する通路で、この途中で精子に出会うと受精が行われます。
〇子宮
受精卵が着床してから出産までの期間、赤ちゃんを育てる大切な器官です。通常は鶏卵くらいの大きさですが、妊娠すると赤ちゃんの成長に合わせてどんどん大きくなります。内部は子宮腔と呼ばれる空洞になっており、子宮内膜という薄い膜に覆われています。
〇子宮頸管
至急の下部で、精子が通りやすいように粘液を分泌します。
〇膣
子宮と外陰部をつなぐ約8-9cmの管です。出産のときに、赤ちゃんが通る道となります。

いかがでしたでしょうか。次回は女性ホルモンの仕組みについてお話しますので、宜しくお願いします!

投稿者 二子玉川メディカルクリニック | 記事URL

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